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渡辺和子さんを読む      加藤久幸

2月中旬になり、関東では厳しい寒さが和らぎ、温かい春の日差しを感ずる日が増えてきました。

二葉こども園でも、少しずつ、卒園などの準備が始まろうとしています。園長の心に準備になればと思って、渡辺和子「目にはみえないけれど大切なもの」(PHP文庫、2003年)を手にしました。


彼女は、「かれは自分の羊のおのおのの名前を呼んで外に連れ出す」(ヨハネ10・3)と聖書を示した後、「教育という語源に『引き出す』という意味があることはよく知られているが、…真の教育のめざすところは、一人ひとりがユニークな自分になりきること…、そして可能性を実現するために必要な条件は、『名前を呼ばれること』、つまり、独自の価値、独自の生活をもった一人として愛されていくことだ」と述べています。

 
もう少し紹介します。――「自分でさえ、汚い、みにくいと嫌い、隠していた傷口を『見せてごらん』と自分の手にとり、薬をぬり、うみを取り、包帯を巻いてくれる人を自分の身近に持つ人は幸いである。こうしてはじめて、私たちは、自分のみにくさを見つめる勇気を得ることができる。愛してくれる人とはそういう人である。

…その時はじめて私たちは、自分がそれほどダメでないこと、卑下しないでよいことに気づくのである。愛されて、私たちは、愛すべき人に変身してゆく。そして、やがて愛されるに価するものへと成長していくのだ。それは、見せかけの成長ではなく、ありのままの自分をあたたかく見つめ、そこから出発する着実な成長である。」 

 
渡辺和子さんは、シスターで、ノートルダム清心大学の学長も長く務め、2016年12月30日89歳で召〔帰〕天された。彼女の父.渡辺錠太郎(当時.陸軍教育総監)が1936年2月26日のクーデーター殺害されたことを知る方も多いだろう。(和子さんは9歳で、その一部始終を見ていた。)

彼女の著作に触れると、彼女の一回限りの人生の歩みそのものが、迫ってくる。
今回は、父の17回忌のための旅の道中、読み直した。「昭和」の時代、人の歩みを、心に納めた。


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