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婦人会リレーエッセイ 第13回

庭で・・・                 M.K
この地に住み始めて40年になります。
当時、周囲はみどりばかり。初めての夏。灯火に集まる虫の多いこと。蛾は10cmもありそうな派手な模様の翅を水平にひろげて綺麗というか不気味というか…
     
鳥たちもたくさん来て、百舌や尾長は慌ただしく出入りし、椋鳥は戸袋に巣をかけようとします。独特な鳴き声に外を見ると、町のシンボルの小綬鶏(コジュケイ)が庭に来ていて、ゆったりとした動作でなにか啄んでいます。何故かいつも三、四羽一緒です。体長はチャボくらいで、四季を問わず訪れてくれます。丸くフワフワした感じのこの鳥を心待ちにしたものです。ファイル 701-2.jpg
    
 このように自然に恵まれた生活も、五、六年で緑は少しずつ消え、借景として楽しんでいた隣接の植木畑はアパートに変身してしまいました。
    
庭では鳥たちのプレゼントの見知らぬ木の苗が何本芽吹いたことでしょう。山椒の木もそのひとつで、気付くと敷石の隙間や生け垣の下などで10cmくらいに育っています。門を入った直ぐの所に生えた苗は、場所がよかったのでそのまま残し、何年かすると揚羽蝶が舞うようになりました。幼虫の観察が楽しみですが、大抵「四齢幼虫」になると鳥に連れて行かれてしまうので、蛹になれるのはほんの僅かです。
 
あれは、もうすぐ新しい世紀が来る…といった頃のことです。いつものように山椒の木を覗いて驚きました。終齢幼虫が身体を長々と伸ばした無防備な姿で目立つところにいるではありませんか。見ていると全く動く様子がありません。そっとつつくと、少し体を縮めます。でも、いつものようなピンクの角も、臭いも出しません。その状態が一週間くらい続きました。
 
そしてある日、幼虫の緑色の体から、3cmくらいの翅のある虫が飛び出したのです。二匹、三匹…と続き、十匹くらい出て行きました。
 
翌日、図書館で「ファーブル昆虫記」を読みました。『幼虫の体から出て行ったのは寄生蜂で、それは他の虫の胴体に卵を産みつけ、その卵は直ぐに孵化し、不完全変態なので一週間くらいで羽化する。その宿主となった個体は二週間くらい生きていて役目を果たしてその命が終わる』とありました。
 
自然界でごく普通に営まれている生き物の連鎖のほんの一瞬を覗いただけのことですが、忘れられない出来事でした。
 
今は、周りの環境はすっかり変わり、鳥も来なくなりましたが、四季折々必ずめぐり逢う花々に慰められる小さな庭です。

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婦人会リレーエッセイは今回で終了です。婦人会全員の皆さまにご寄稿いただきました。ありがとうございました。次回からは特定のグループに所属していない方々にご執筆をお願いいたします。よろしくお願いいたします。お楽しみに。(広報委員会)


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